原文

久堅之 天水虚尓 照月之 将失日社 吾戀止目

作者

不明

よみ

久方(ひさかた)の、天(あま)つみ空に、照る月(つき)の、失(う)せなむ日こそ、我(あ)が恋止(や)まめ

撮影(2009.10) by きょう

意味

に照る月(つき)がなくなる日があるのなら、そのときこそ私の恋心が無くなるでしょう。

「久方(ひさかた)の」は、天(あま)を導く枕詞(まくらことば)です。

補足

月(つき)がなくなる日はこないでしょう。だから、私があなたを思う気持ちがなくなるなんて事はありえないですよ。」という気持ちですね。

更新日: 2011年09月18日(日)