第十二巻 : 思はぬを思ふと言はば真鳥住む
2010年01月03日(日)更新
原文: 真菅吉 宗我乃河原尓 鳴千鳥 間無吾背子 吾戀者
作者: 不明
よみ: ま菅(すげ)よし、宗我(そが)の川原に、鳴く千鳥、間(ま)なし我が背子(せこ)、我(あ)が恋ふらくは
意味: 宗我(そが)の川原に鳴く千鳥のように絶えずあなたのことを私は恋しています。
「ま菅(すげ)よし」は、「宗我(そが)」を導く枕詞です。
第十二巻