第十二巻 : 物思ふと寐ねず起きたる朝明には

2003年11月23日(日)更新


原文: 物念常 不宿起有 旦開者 和備弖鳴成 鶏左倍

作者: 不明

よみ: 物(もの)思(も)ふと、寐(い)ねず起きたる、朝明(あさけ)には、わびて鳴くなり、庭(には)つ鳥さへ

意味: (恋のことで)物思いして、寝られずに起きてきた朝には、庭の鳥まで悲しそうに鳴いています。

鶏 撮影(2002.10) by きょう

第十二巻