DTD: 属性リスト宣言(5) ENTITY、ENTITIES

2005年10月30日(日)更新


■属性のデータ型(5) ENTITY、ENTITIES

たけち: 今回は属性リスト宣言の最後としてENTITYENTITIESを学ぼうね。

さらら: は〜い。ところで、ENTITYってどういう意味なの?

ここでは属性リスト宣言を学びます。

■ENTITY

たけち: えっ〜とね。。。ENTITY(エンティティ)は、XMLデータで扱える文字列やXMLデータと関連付けられるファイルなどのことを言うんだ。

さらら: ?

たけち: たとえば、ある文字列をENTITY(エンティティ)として名前をつけて定義して、それをXMLデータのある場所で参照・展開することができるんだね。

さらら: あっ、思い出した。。。。そういえば、次の図のようなこと、やったわね。  &エンティティ名; っていうように書いたわ。

文字列エンティティの例


■属性リスト宣言: ENTITY、ENTITIES

さらら: へへぇ、すっかり忘れてたわ。。

たけち: でね。属性リスト宣言ENTITYを使うこともできるんだね。

さらら: へぇ〜。じゃあ、属性値にENTITY宣言したものを使えるってこと?

たけち: そうなんだよ。

さらら: そっか。で、ENTITIESSは空白で区切って複数のENTITYを書けるのね。そうでしょ。

たけち: そうなんだね。で、たとえばイメージデータなどの、XMLデータ以外の外部ファイル(「外部解析対象外実体」といいます)を属性値として参照できるんだね。


■属性リスト宣言(ENTITY型)とXMLインスタンスでの参照

たけち: ここでENTITYの宣言、ENTITY型の属性宣言、そしてそのDTDに従ったXMLインスタンスでの参照の書き方をみておこうね。

さらら: はい。今回は、サンプルは無いの?

たけち: うっ、うん。

属性リスト宣言(ENTITY型)

さらら: 記法名とか、知らない言葉も書かれていて、ちょっと分かりにくい感じね。

たけち: そうだね。エンティティ宣言については後日みてみようと思うんだ。サンプルなどについても、エンティティ宣言や記法名などといっしょに考えてみたいな。いいよね。

さらら: あっ、そうなのね。じゃあ、あとで教えてね。。

たけち: うん。じゃあ、属性リスト宣言についてはここまでね。おつかれさま。

さらら: あっ、はい。ありがと。

→ つづきます。。 (^ ^;