たのしいXML: RubyでXMLデータを扱う (1)

2007年08月12日(日)更新


■Rubyってなに?

たけち: 久しぶりだね。

さらら: そうだね。しばらくお話ししてなかったから、XMLのこと、忘れちゃったわ。

たけち: あっ、そっ、そうなんだ・・・

さらら: うそうそ。で、ここからはどんなお話なの?

たけち: これまでは、JavaScriptやJavaでXMLデータをを扱ったよね。ここでは、Ruby(ルビー)でXMLデータを扱ってみようと思うんだ。

さらら: Ruby(ルビー)? なぁに、それ?また新しい言葉を覚えなくちゃいけないの?

たけち: まあまあ、話を聞いて。Ruby(ルビー)はプログラム言語のひとつなんだけど、最近とても注目されているんだよ。で、Ruby(ルビー)でもXMLデータが扱えるんだよ。それも、Javaに比べるととってもたのしくね。

さらら: へぇ〜。そうなの。どんな風にたのしいのかしら。

たけち: それはこれからいっしょに見てゆこうね。。

さらら: そうだね。

たけち: じゃ、今回は、RubyでXMLデータを扱うための準備をするね。

さらら: わかったわ。


Ruby(ルビー)については、次のサイトがあります。
http://www.ruby-lang.org/ja/

※また、ここでは、Windows版についてご説明します。


■準備-1: Rubyのダウンロードとインストール

たけち: まずは、Rubyのダウンロードとインストールだよ。次に、ダウンロー〜インストールの仕方を紹介するから、その通りにやってみて。

さらら: あっ、はい。


※また、ここでは、Windows版についてご説明します。


(1) Rubyのダウンロード

1) http://www.ruby-lang.org/ja/ にアクセスして、ダウンロードのページを選択します。

Rubyのページへ

2) http://www.ruby-lang.org/ja/のページで下のほうにスクロールして、[Ruby-mswin32]を選択します。

RubyのページでRuby-mswin32を選択

3) Ruby-mswin32(ja)のページで、[Release]を選択します。

Ruby-mswin32(ja)のページでReleaseを選択

4) Ruby-mswin32(ja)のページで、[ruby-1.8.6-p36-i386-mswin32.zip]を選択します。(そのときの最新版を選択するのが良いでしょう。)

Ruby-mswin32(ja)のページでruby-1.8.6-p36-i386-mswin32.zipを選択

5) ダウンロードウィンドウで、[保存]を選択します。

ダウンロードウィンドウで、[保存]を選択

6) 「名前をつけて保存」ウィンドウで、[保存する場所]を指定します。

ダウンロードウィンドウで、保存先を指定

7) ダウンロードが完了したら、[閉じる]を選択します。

ダウンロードが完了したら、[閉じる]を選択


(2) ダウンロードしたファイルをインストール

1) ダウンロードしたファイルを適当なフォルダーに解凍します。ここでは、C:\Rubyに解凍します。

2) 解凍先のフォルダー名を元に、環境変数PATHにRubyのパス(Rubyプログラムの所在)を設定します。ここでは、C:\Ruby\binを設定します。次に手順を示します。

システムのプロパティを開く

[システムのプロパティウィンドウ]で、[環境変数]を選択

[環境変数]ウィンドウで[Path]を選択し、[編集]を選択

Pathの実数値の欄に、;C:\Ruby\bin; を追加


■準備-2: Rubyがインストールされていることを確認

さらら: 終わったよ。

たけち: 以上でRubyがインストールされているはずだから、ちゃんとインストールできているかどうかを確認しようね。

さらら: あっ、そうだね。

たけち: [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を選択して。

さらら: はい。

たけち: ウィンドウが表示されたら、名前の欄に"cmd" を入力して[OK]ボタンを選択して。。

さらら: はい。あっ、前にやったコマンドプロンプトウィンドウが表示されたわ。

たけち: そのウィンドウで、 ruby --version と入力して。

ruby --versionで確認

さらら: はい。"ruby 1.8.6 (2007-06-07 patchlevel 36) [i386-mswin32]"って表示されたわ。

たけち: よかった。それでOKだよ。

さらら: はい。これで準備はいいのね。

たけち: あっ、Rubyそのものはいいんだけど、XMLファイルを読むのに必要なプログラムを用意しておくね。

さらら: そうなんだ。


■準備-3: iconv.dllの導入


(1) iconvのダウンロード

1) http://www.dave.burt.id.au/ruby/ にアクセスします。

http://www.dave.burt.id.au/ruby/にアクセス

2) http://www.dave.burt.id.au/ruby/のページで下のほうにスクロールして、[iconv.zip]を選択します。

iconv.zipを選択

3) 適当なフォルダに保存します。


(2) iconvの導入

1) ダウンロードしたiconv.zipを解凍します。

2) iconv.zipを解凍したファイルのcharset.dllとiconv.dllをC:\Windows\System32フォルダの下へコピーします。

charset.dllとiconv.dllをC:\Windows\System32フォルダの下へコピー

さらら: できたわよ。

たけち: おつかれさま。これで準備はできたから、今回はここまでにしておくね。次回から、実際にXMLデータを読んでみよう。

さらら: は〜い!! (^ ^*

→次回は、Documentからはじめましょう です。 (^ ^;


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