2007年12月16日(日)更新 |
■要素の属性を削除(sample9.rb)
たけち: 前回は要素に属性を追加する方法を学んだね。今回は逆に、要素から属性を削除する方法を学ぶね。 さらら: はい。 |
■読み込みするXMLファイルと出力するXMLファイル
たけち: 今回は、XMLファイルを読み込んで、それに含まれる属性を削除したものをXMLファイルとして出力してみるね。
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読み込みXMLファイル sample9_in.xml |
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<?xml version='1.0'?> |
↓ poem要素のpoet属性を削除 |
出力XMLファイル sample9_out.xml |
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<?xml version='1.0'?> |
たけち: つまり、rubyでのXMLデータの処理内容は次のようなものになるね |
さらら: manyoという名前のルート要素の下に、poem要素が3つで、pnoとpoetの2つの属性があるのね。そのなかのpoet属性を削除するのね。 たけち: そうだねそれには、Elementクラスの"delete_attribute"メソッドを使うんだよ。 さらら: わかったわ。 たけち: 簡単だね。じゃ、具体的なソースコードの例を見てみよう。 さらら: はい。 |
■Rubyサンプルプログラム(7) sample9.rbのソースコード
行 | Rubyサンプルプログラム(9) sample9.rb |
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01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
require "rexml/document" |
※ここでは、文字コードをutf-8としてsample9.rbを作成しています。 |
さらら: これは簡単ね。16行目でpoem要素のpoet属性を削除しているのね。 たけち: そうだね。今回はとっても簡単だね。 さらら: えぇ。 |
■サンプルプログラムsample9.rbの実行結果の確認
たけち: じゃ、このsample9.rbを実行した結果をみてみよう。コマンドプロンプトウィンドウで
と入力してみて。 さらら: はい。 |
さらら: "sample9_out.xml"というファイルができたわ。 たけち: ちゃんと実行できたみたいだね。じゃあ、"sample9_out.xml"ファイルの内容を見てみよう。 |
さらら: 確かにpoet属性の無いXMLファイルができているわ。 たけち: このように、あるXMLファイルを入力にしてXMLデータを変更して出力することができるんだよね。 さらら: そうなのね。。。。。あっ、ということは、XMLファイルの変換ができる、ということなの? たけち: そうそう。次回からは、要素の扱いなどをやってみようかな。 さらら: は〜い。 → 次回は要素を削除する sample10.rbです。 (^ ^; |