2003年5月11日(日)更新 |
■xsi:noNamespaceSchemaLocation
たけち: 今回は、xsi:noNamespaceSchemaLocation属性について説明しようね。 さらら: はい。 たけち: 前回説明したxsi:schemaLocation属性は、 さらら: えぇ。 たけち: ところが、XMLの中には名前空間を持たないXMLデータがあるよね。例えば次のXMLデータを見て。 |
※XMLデータ例 |
さらら: そういえば、何度も見てきた例よね。 たけち: これに対応するXML Schemaの例は次のようだね。 |
※XML Schema例: 【mp3.xsd】 |
さらら: そうね。対象名前空間のないスキーマファイルだわね。 たけち: こういう対象名前空間のないスキーマファイルを指定したい場合には、xsi:schemaLocation属性ではなくて、代わりに、xsi:noNamespaceSchemaLocation属性を使うんだよ。次のようにね。 |
※XMLデータ例: (xsi:noNamespaceSchemaLocationを使用) |
さらら: あっ、そっか〜。 たけち: これでわかってくれたかな。 さらら: よくわかったわ (^ ^) 要するに たけち: そうだね。 さらら: そして、 |
■「名前空間」と「スキーマファイルのURL」のペアを記述
たけち: あっ、うーん、それはちょっとだけ違うんだ...(^ ^* さらら: え、どう違うの? たけち: もうちょっと正しく言うと次のように書くんだよ。 |
たけち: つまり、指定したい名前空間とスキーマファイルのセットが複数ある場合には、こういうふうに並べて書くんだね。 さらら: へぇ、そうなのね。。。でも、「指定したい名前空間とスキーマファイルのセットが複数ある場合」って、どんな時かしら? |
※XML Schema例: 【mpxml.xsd】(http://www.w3.org/2001/xml.xsdをimport) |
さらら: だから、XMLデータで次のように書かないといけないというわけなのね? |
※XMLデータ例: 万葉歌(英訳付き) |
たけち: いや、それは違うんだよ。この場合は、XMLスキーマ 【mpxml.xsd】に さらら: あっ、そうなの。 (^ ^; たけち: だから次のように書けばいいんだよ。 |
※XMLデータ例: 万葉歌(英訳付き) |
■「schemaLocation属性」と「xsi:schemaLocation属性」
さらら: あら、そうなのね。・・・・(^ ^; たけち: ところで、 さらら: あ、そうなのね。でも、それだったら、どういう場合に、 |
たけち: う〜ん。それは、例えば、xsd:anyやxsd:anyAttributeを使っているような場合かな。 さらら: え、何それ? xsd:anyTypeのことじゃなくて、xsd:anyなの? たけち: あ、これはまだ教えていなかったね(^^;) じゃあ、次回はxsd:anyについて勉強しようね。 さらら: あっ、はい。ありがとう。 次回はxsd:any(1)です...... (^ ^; |
■XMLスキーマのコーナーは、TAKABEさま(XSLTの遊び部屋)の全面的なご協力をいただいて作成しています。 |