2001年12月23日(日)更新 |
■URIってな〜に?
さらら: URIってな〜に? たけち: さららはURLって知っているよね。 さらら: えぇ。ブラウザでホームページをみるときに指定するものね。それとURIって関係があるの? たけち: URIは、そのURLを拡張したものと考えて良いんだけどね。ファイルなどのリソースを特定するための文字列の書き方がRFC2396で規定されているんだ。 |
■RFC(Request For Comments)
さらら: えっ、RFC2396?! なにそれ? たけち: RFCは、Request For Commentsの略なんだけど、インターネットに関するさまざまな仕様が提案されているんだ。それぞれの仕様には番号がつけられていて、URIに関するRFCはRFC2396ってわけなんだ。 さらら: へぇ〜。それって、やっぱりW3Cでやっているの? たけち: あっ、そうじゃなくって、IETF(Internet Engineering Task Force: インターネット技術標準化委員会)っていうのがやっているんだよ。 さらら: へぇ〜。 たけち: 次にさららも知っているもののRFCを載せておくね。 |
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■URI(Uniform Resource Identifieers)
たけち: じゃ、も少しURIについ見てみようね。HTML 3.2まではインターネットのリソースの場所を指定するのにURLを使っていたけど、HTML 4.0からはURIが使われるようになったんだ。もちろん、XMLでは、URIを使っているんだ。 さらら: URLとはどう違うの? |
たけち: URLは、インターネット上のHTMLページやイメージファイルなどの場所を特定するためのものだよね。でも、URIは、それだけじゃなくって、人や企業や書籍などを特定するためにも使おうとするものなんだよ。 さらら: あっ、そうなの。。。。 たけち: XMLだと、名前空間にこのURIが使われるよね。 さらら: あっ、そっか。名前空間のURIって、URLとは違って、そこに何かがあると思って見に行っても何も無いものね。 たけち: 図にURIの概要について載せておくね。。 |
■URLの構成
さらら: だいたいの雰囲気は分かったわ。でも、まだURLしか私たちは使わないのよね。 たけち: じゃ、ここでURLの構成について見ておこうね。いつもHTMLやXMLのURLを指定してるから、分かると思うよ。 |
さらら: う〜ん。これだけだとピンとこないわよ。 たけち: やっぱりそうか・・・じゃ、スキーマがhttpの場合には「スキーマ対応の指定」がどんな構成になるのかを次の図に載せておこうね。 |
さらら: あっ、URLはこういう風に見るものなのね。何気なく使っていたけどよく分かったわ。といっても、ポート番号って何なのかはわからないんだけど。 たけち: あっ、ポート番号なんかについては別に説明するね。でも、このURIの構成を知っているといないとではちょっと違うよね。一応、参考までに言っておくと、URNの方は、スキーマのところに"urn"って書くんだよ。 さらら: あっ、そうなの。 たけち: じゃぁ、URIの話題はここまで。 さらら: は〜い。ありがとね。 |
(注 1) URNの例としては、書籍のISBN(International Standard Book Number)があります。このISBNはISO 2108-1978(JIS X0305-1988)で規定されているものです。参考までに簡単に構成を書いておきますね。 ISBNは"グループ番号-出版社記号-書名記号-検査数字"という構成になっていて、10桁の数字になります。
(注 2) もし、歌人がURNでの規定に入ったとすると、こんな風になるかもしれませんね。(あくまでも想像です。。。。。)
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