たのしいXML: XQuery: XMLデータの簡単な検索例

2008年09月14日(日)更新


■データベースへのアクセス

たけち: DB2でデータベース "SAMPLE01" を作って、テーブル MANYO01 に簡単なXMLデータを入れることができたね。

さらら: えぇ。

たけち: で、今回はそのデータベースから、XMLデータの簡単な検索をしてみよう。

さらら: は〜い。


※ここでは、Windows版についてご説明しています。


■コマンド・エディター

たけち: DB2には、XMLデータ検索をいろいろと試せる"コマンド・エディター"があるから、それを使うね。

1) [スタート] >> [IBM DB2] >> [DB2COPY1(デフォルト)] >> [コマンド行ツール] >> [コマンド・エディター] を選択し、コマンド・エディターウィンドウを開きます。

DB2 Express-CのDB2コマンド・エディターを起動

たけち: 次に、データベース "SAMPLE01"にアクセスするね。DB2のコマンド・エディターでは、ターゲットの追加・選択という作業になるよ。

2) コマンド・エディターウィンドウで、ターゲットを追加、選択します。

DB2 Express-CのDB2ターゲットを追加、選択

たけち: ターゲットを選択するとコマンド・エディター画面に、接続が成功したことが表示されるよ。

さらら: はい。

ターゲット SAMPLE01 への接続

たけち: これで準備ができたから、XMLデータを検索してみよう。

さらら: はい。わくわく。


■XMLデータの検索例

たけち: コマンド・エディターウィンドウの上の入力領域(ペイン)に次のxqueryコマンドを入力してみよう。意味は次回から詳しくやっていくからここでは気にしないで。

さらら: えぇ。

たけち: あっ、そうそう。コマンドの最後の文字は、コマンド・エディターウィンドウの一番下に表示されている、ステートメント終了文字、ここでは、; (セミコロン) を入力して。

さらら: はい。


XMLデータの検索例

xquery db2-fn:xmlcolumn("MANYO01.POEM") ; を入力します。

XMLデータの検索例

さらら: あっ、3つの読み(yomi要素)が表示されたわ。へぇ〜。おもしろい。

たけち: 意外に簡単だと思わない?

さらら: えぇ。これまでの準備は長かったけど。 (^ ^;

たけち: おつかれさま。じ、今回は、ここまで。

さらら: あっ、はい。ありがとね。 (^ ^*

→次回はXQuery: 基本構文です。 (^ ^;


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