原文

打靡 春来良之 山際 遠木末乃 開徃見者

作者

尾張連(をはりのむらじ)

よみ

うち靡(なび)く、春(はる)来るらし、山の際(ま)の、遠き木末(こぬれ)の、咲きゆく見れば

梅 撮影(2014.02) by きょう

意味

春(はる)がやってきたようですね。山の遠くの梢(こずえ)が咲いてゆくのを見ると。

補足

「うち靡(なび)く」は春(はる)を導く枕詞(まくらことば)です。

更新日: 2014年03月02日(日)