平成１１年７月１１日(日)更新
作者: 山上憶良(やまのうえのおくら)
意味: 霞が立つ、天の川原であなたさまがいらっしゃるのを待って、川原を行ったり来たりして、裳(も:スカートのようなもの)のすそが濡れてしまいました。
七夕(たなばた)の夜に織姫星(おりひめぼし)が彦星(ひこぼし)を待っている様子を描いた歌です。
第八巻
原文: 霞立 天河原尓 待君登 伊徃還尓 裳襴所沾原文: 霞立 天河原尓 待君登 伊徃還尓 裳襴所沾作者: 山上憶良(やまのうえのおくら)
よみ: 霞立つ、天の川原に君待つと、い行き帰るに、裳(も)の裾(すそ)濡れぬ
意味: 霞が立つ、天の川原であなたさまがいらっしゃるのを待って、川原を行ったり来たりして、裳(も:スカートのようなもの)のすそが濡れてしまいました。
