第八巻 : 我が宿の尾花が上の白露を
2006年10月22日(日)更新 |
原文: 吾屋戸乃 草花上之 白露乎 不令消而玉尓 貫物尓毛我 作者: 大伴家持(おおとものやかもち) よみ:我(わ)が宿(やど)の、尾花(をばな)が上(うへ)の、白露(しらつゆ)を、消(け)たずて玉(たま)に、貫(ぬ)くものにもが |
意味: 私の庭の尾花(をばな)の上の白露(しらつゆ)を消さないで玉のように貫(ぬ)き通せたらよいのに。 玉のような白露(しらつゆ)を、真珠のブレスレットみたいにできたらいいなって、思ったのでしょうか。 |