原文
山妣姑乃 相響左右 妻戀尓 鹿鳴山邊尓 獨耳為手
作者
よみ
山彦(やまびこ)の、相響(あひとよ)むまで、妻恋(つまご)ひに、鹿(か)鳴く山辺(やまへ)に、独りのみして

意味
山彦が響きあうくらいに妻を呼ぶ鹿(しか)が鳴く山辺に、(私は)一人でいます。
補足
天平15年(西暦743年)8月16日、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ鹿が鳴くのを詠んだ歌二首のひとつです。
山妣姑乃 相響左右 妻戀尓 鹿鳴山邊尓 獨耳為手
山彦(やまびこ)の、相響(あひとよ)むまで、妻恋(つまご)ひに、鹿(か)鳴く山辺(やまへ)に、独りのみして
山彦が響きあうくらいに妻を呼ぶ鹿(しか)が鳴く山辺に、(私は)一人でいます。
天平15年(西暦743年)8月16日、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ鹿が鳴くのを詠んだ歌二首のひとつです。