第十八巻 : 橘は花にも実にも見つれども

平成11年2月14日(日)更新


原文: 橘波 花尓毛實尓母 美都礼騰母 移夜時自久尓 奈保之見我保之

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 橘(たちばな)は、花にも実にも、見つれども、いや時じくに、なほし見が欲し

意味: 橘(たちばな)は、花も実も見るのですが、いつもいつも見ていたいものですよ。

「時じくに」は、絶え間なくという意味です。


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