第11巻 : 山菅の乱れ恋のみせしめつつ
2003年12月21日(日)更新 |
原文: 山菅 乱戀耳 令為乍 不相妹鴨 年經乍 作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より よみ: 山菅(やますげ)の、乱(みだ)れ恋(こひ)のみ、せしめつつ、逢(あ)はぬ妹(いも)かも、年(とし)は経(へ)につつ |
意味: 恋心を乱れさせるばかりで、会ってくれないあの娘(こ)。年は過ぎて行くばかりなのに。。。 山菅(やますげ)の根が複雑にからまっている様子から、「山菅(やますげ)の」で「乱(みだ)れ」を導いています。 |