原文

呉藍之 八塩乃衣 朝旦 穢者雖為 益希将見裳

作者

不明

よみ

紅花 撮影(2015) by きょう

紅(くれなゐ)の、八(や)しほの衣(ころも)、朝な朝な、馴(な)れはすれども、いやめづらしも

意味

紅(くれなゐ)の何度も何度も染め抜いた衣のように、毎朝毎朝なれてきましたが、ますます愛しく思います。

「八(や)しほの衣(ころも)」は、濃く染めるように何度も染料に浸すことをいいます。

補足

更新日: 2016年07月10日(日)