原文
月草之 借有命 在人乎 何知而鹿 後毛将相云
作者
不明
よみ
月草(つきくさ)の 借れる命にある人を いかに知りてか 後(のち)も逢はむと言ふ
意味
月草(つきくさ)のようにこの世のはかない命の私たちなのに、どうして、「後で逢いましょう」、なんて言うのですか。
- rough meaning: Why do you say "Let's meet later", even though we only have transient(fragile) life in this world like Tsukikusa?
補足
「物に寄せて思ひを陳ぶる(歌)」のひとつです。