第四巻 : 秋の田の穂田の刈りばか
2009年03月01日(日)更新 |
原文: 秋田之 穂田乃苅婆加 香縁相者 彼所毛加人之 吾乎事将成 作者: 不明 よみ: 秋の田の、穂田(ほた)の刈(か)りばか、か寄りあはば、そこもか人の、我(わ)を言(こと)成(な)さむ |
意味: 秋の田の稲刈りで、刈っている場所が隣同士になったりすると、そんなことでも人は、私たちのことをあれこれうわさするのでしょうか。 「穂田(ほた)の刈(か)りばか」は、多人数で稲刈りをするときに、ひとりに割り当てられた収穫量のことです。男女交えて稲刈りをするときに、担当エリアが男女隣同士になるったりすると、ついつい気になりますよね。 |