第四巻 : ぬばたまの黒髪変り白けても
2003年3月2日(日)更新 |
原文: 野干玉之 黒髪變 白髪手裳 痛戀庭 相時有来 作者: 沙弥満誓(さみのまんせい) よみ: ぬばたまの、黒髪(くろかみ)変(かは)り、白(しら)けても、痛(いた)き恋(こひ)には、逢(あ)ふ時ありけり |
意味: 黒髪(くろかみ)が白くなって(年をとって)も、せつない想いに出会うこともあるのです。 大伴旅人(おおとものたびと)が都に発った時に、沙弥満誓(さみのまんせい)が大伴旅人(おおとものたびと)に贈った歌です。 |