原文
従蘆邊 満来塩乃 弥益荷 念歟君之 忘金鶴
作者
山口女王(やまぐちのおほきみ)
よみ
葦辺(あしへ)より、満ち来る潮(しほ)の、いや増しに、思へか君が、忘れかねつる
意味
葦(あし)のほとりに満ちて来る潮(しお)のように、日に日に思いが増して来るのでしょうか。あなた様のことが忘れられません。
補足
この歌を含む0613番歌の題詞に、「山口女王(やまぐちのおほきみ)、大伴宿祢家持(おおとものすくねやかもち)に贈る歌五首」とあります。
従蘆邊 満来塩乃 弥益荷 念歟君之 忘金鶴
山口女王(やまぐちのおほきみ)
葦辺(あしへ)より、満ち来る潮(しほ)の、いや増しに、思へか君が、忘れかねつる
葦(あし)のほとりに満ちて来る潮(しお)のように、日に日に思いが増して来るのでしょうか。あなた様のことが忘れられません。
この歌を含む0613番歌の題詞に、「山口女王(やまぐちのおほきみ)、大伴宿祢家持(おおとものすくねやかもち)に贈る歌五首」とあります。