第四巻 : あしひきの山橘の色に出でよ
2002年11月17日(日)更新 |
原文: 足引之 山橘乃 色丹出与 語言継而 相事毛将有 作者: 春日王(かすがのおおきみ) よみ: あしひきの、山橘(やまたちばな)の、色に出でよ、語(かた)らひ継(つ)ぎて、逢(あ)ふこともあらむ |
意味: 山橘(やまたちばな)の実のように、(恋していることを)はっきりと表わしなさい。そうすれば、(人に)語り継がれて、(あの人と)逢うチャンスができるかもしれませんよ。 |
※"逢ふ" → (現代かなづかい) "逢う" |