原文
月讀之 光者清 雖照有 惑情 不堪念
作者
不明
よみ
月読(つくよみ)の、光りは清く、照らせれど、惑(まと)へる心、思ひあへなくに
意味
月(つき)の光は清く照らしていますが、私の心は暗く、お目にかかりに伺(うかが)う気持ちになれません。
この歌は、「湯原王(ゆはらのおほきみ)」の詠んだ歌(月読の光りに来ませあしひきの山きへなりて遠からなくに)に答えた歌です。
月讀之 光者清 雖照有 惑情 不堪念
不明
月読(つくよみ)の、光りは清く、照らせれど、惑(まと)へる心、思ひあへなくに
月(つき)の光は清く照らしていますが、私の心は暗く、お目にかかりに伺(うかが)う気持ちになれません。
この歌は、「湯原王(ゆはらのおほきみ)」の詠んだ歌(月読の光りに来ませあしひきの山きへなりて遠からなくに)に答えた歌です。