2009年12月13日(日)更新

原文: 可豆思賀能 麻萬能手兒奈我 安里之可婆 麻末乃於須比尓 奈美毛登杼呂尓

作者: 不明

よみ: 葛飾(かづしか)の、真間(まま)の手児名(てごな)が、ありしかば、真間(まま)のおすひに、波(なみ)もとどろに

意味: 葛飾(かつしか)の真間(まま)の手児名(てごな)がいた頃には、真間(まま)の浜辺に波がとどろくように、人々がうわさしたものです。

真間(まま)に住んでいた「手児名(てごな)」は、その美しさから、多くの男たちからの求愛を受けたとのことです。写真は、手児奈(てごな)が水を汲んだとされる「真間(まま)の井」と呼ばれる井戸です。