原文 Original Text
宇良毛奈久 和我由久美知尓 安乎夜宜乃 波里弖多弖礼波 物能毛比弖都母
作者 Author
不明
よみ Reading
うらもなく 我(わ)が行く道に 青柳(あをやぎ)の 張りて立てれば 物(もの)思(も)ひ出つも
- Ura mo naku Waga yuku michi ni Awoyagi no Harite tatereba Mono-mohi detsumo..
意味 Meaning
なんとなくただ歩いていると道に青柳が芽吹いていて、ふとあなたのことを思い出してしまいました。
・「うらもなく」は、何も思わず、無心で、というような意味です。
・
- rough meaning: As I was just walking, I saw green willow trees sprouting on the road, and I suddenly remembered you.