第十四巻 : うちひさつ宮能瀬川のかほ花の
2003年6月22日(日)更新 |
原文: 宇知比佐都 美夜能瀬河泊能 可保婆奈能 孤悲天香眠良武 伎曽母許余比毛 作者: 不明 よみ: うちひさつ、宮能瀬川(みやのせがは)の、かほ花の、恋(こ)ひてか寝(ね)らむ、昨夜(きぞ)も今夜(こよひ)も |
意味: 宮能瀬川(みやのせがは)のかほ花のように、昨夜も今夜も、恋しいと思いながら寝てることでしょう。 「うちひさつ」は、「宮」を導く枕詞(まくらことば)です。宮能瀬川(みやのせがは)が現在のどの川にあたるのかは分かっていないようです。 |