万葉集: 四泥(しで)の崎

2009年12月27日(日)更新


神名帳(じんみょうちょう)に旧朝明郡の志氏(しで)神社の名前があり、その地域の出洲ではないかと思われます。現在ある志氏(しで)神社は海岸からかなり離れています(三重県四日市市大宮町)ので、写真は三重県四日市市の羽津で撮影しました。現在の海岸は、高上の煙突群がそびえていて、万葉の頃の面影は全く無くなってしまっています。

志氏(しで)神社の氏は正しくは、"氏の下に下線をひいた字"です。

四日市市の羽津 撮影 by きょう


1031: 後れにし人を思はく思泥の崎木綿取り垂でて幸くとぞ思ふ


万葉の故地【全国】