第九巻 : 我が畳三重の川原の礒の裏に
2009年03月08日(日)更新
原文: 吾疊 三重乃河原之 礒裏尓 如是鴨跡 鳴河蝦可物
作者: 伊保麻呂(いほまろ)
よみ: 我が畳(たたみ)、三重の河原の、礒(いそ)の裏に、かくしもがもと、鳴くかはづかも
意味: 三重の河原の岩陰で、「こうしていたい、こうしていたい」とかえるが鳴いています。
かえるの鳴く声が、「カクシモガモ、カクシモガモ」って聞こえるって、おもしろいですね。
"我が畳(たたみ)"は、"三重"を導くために使われています。
第九巻