原文

今日尓 何如将及 筑波嶺 昔人之 将来其日毛流

作者

高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)歌集より

よみ

今日の日に、いかにかしかむ、筑波嶺(つくはね)に、昔の人の、来けむその日も

筑波山 撮影(2004.05) by きょう

意味

今日の日と比べたら、どんなに良いというのでしょうか。筑波嶺(つくはね)に昔の人が来たという、その日に比べて。

「今日が最高の日です。」ということを表現した歌ですね。

補足

この直前の長歌の反歌です。

更新日: 2012年08月05日(日)