第十九巻 : 春の日に張れる柳を取り持ちて

平成10年5月3日(日)更新


原文: 春日尓 張流柳乎 取持而 見者京之 大路所念

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 春の日に、張れる柳を、取り持ちて、見れば、都の大道(おほぢ)し、思(おも)ほゆ

意味: 春の日に、芽吹いたを手にとってみると、奈良の都の大通りを思い出します。

越中の国に在任中の大伴家持(おおとものやかもち)が、都を懐かしんで詠んだ歌ですね。


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