第十九巻 : 言とはぬ木すら春咲き秋づけば

平成9年12月21日(日)更新

原文: 言等波奴 木尚春開 秋都氣婆 毛美知遅良久波 常乎奈美許曽

作者: 大伴宿禰家持(おおとものすくねやかもち)

よみ: 言(こと)とはぬ木すら、春咲き秋づけば、もみち散らくは、常を無(な)みこそ

意味: 物言わぬ木でさえ、春には花を咲かせ、秋には紅葉して葉を散らせるのは、変わらないものは何一つ無いからなのでしょう。

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