2009年08月16日(日)更新 |
原文: 立而居而 待登待可祢 伊泥■来之 君尓於是相 挿頭都流波疑 作者: 大伴家持(おおとものやかもち) よみ: 立ちて居て、待てど待ちかね、出でて来し、君にここに逢ひ、かざしつる萩(はぎ) |
意味: 立ったりすわったりして、(落ち着かなく)待って、待ちきれずに出てきましたが、こごあなたに出会えて、萩(はぎ)の花を髪にさしてかざりましたよ。 天平勝宝3年(751)7月17日に、大伴家持(おおとものやかもち)は少納言(しょうなごん)に任命され、都に行くことになりました。 |
このとき、久米広縄(くめのひろつな)が詠んだ歌に大伴家持(おおとものやかもち)答えて詠んだ歌です。 |