命 幸久吉 石流 垂水々乎 結飲都
不明
命をし、幸(とき)くよけむと、石走(いはばし)る、垂水(たるみ)の水を、むすびて飲みつ
(旅での)命が無事であってほしいと、(岩を流れる)垂水(たるみ)の水を手ですくって飲みました。
この歌(を含む複数の歌)の題詞には「攝津(つのくに:現在の大阪府西北部、兵庫県東南部あたり)にて作る」とあります。