第七巻 : 紅に衣染めまく欲しけども
2002年5月19日(日)更新
原文: 紅 衣染 雖欲 著丹穗哉 人可知
作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より
よみ: 紅(くれない)に、衣(ころも)染めまく、欲しけども、着てにほはばか、人の知るべき
意味: 紅(くれない)に衣(ころも)を染めようと思うけれども、着て目立ったら、人に知られてしまうでしょう。
この歌では、素敵な女性のことを紅(くれない)に譬(たと)えている恋の歌のようですね。
第七巻