紅之 深染之衣 下著而 上取著者 事将成鴨
不明
紅(くれなゐ)の、深染(こそ)めの衣(ころも)、下に着て、上に取り着(き)ば、言(こと)なさむかも
紅(くれなゐ)の濃染めの衣を下に着ているのを上に取りかえて着たら、人の噂(うわさ)になるでしょうか。
隠していた恋人を人目に付くようにしたら、噂(うわさ)になってしまうでしょうか、という意味と考えられています。