第七巻 : 思ひあまりいたもすべなみ

2010年01月03日(日)更新


原文: 思■ 痛文為便無 玉手次 雲飛山仁 吾印結

>作者: 不明

よみ: 思ひあまり、いたもすべなみ、玉たすき、畝傍の山に、我れ、標(しめ)結(ゆ)ひつ

意味: 恋しくて、思い余ってどうしようもないので、畝傍山(うねびやま)に、(私のものだという)しるしを結び付けるのです。

「玉たすき」は「畝傍」を引き出す枕詞(まくらことば)です。

撮影 by きょう

第七巻