第七巻 : 月草に衣は摺らむ朝露に

平成11年11月28日(日)更新


原文: 月草尓 衣者将揩 朝露尓 所沾而後者 徙去友

作者:不明

よみ: 月草(つきくさ)に、衣(ころも)は摺(す)らむ、朝露(あさつゆ)に、濡(ぬ)れての後(のち)は、うつろひぬとも

意味: 衣(ころも)を月草(つきくさ)で摺(す)って染めよう。たとえ朝露(あさつゆ)に濡(ぬ)れて色があせてしまおうとも。

月草(つきくさ)で染めた衣は、水によって色が落ちやすいのですね。


第七巻