原文

明日香川 七瀬之不行尓 住鳥毛 意有社 波不立目

作者

不明

よみ

鳥 撮影(2016.04) by きょう

明日香川(あすかがわ)、七瀬(ななせ)の淀(よど)に、住むも、心あれこそ、波立てざらめ

意味

明日香川(あすかがわ)の七瀬(ななせ)の淀(よど)に住むも、心があるからこそ、波を立てないのでしょう。

「あなたのことを深く想っているからこそ、噂(うわさ)がたたないように静かにしているのですよ。」という気持ちを詠んだ歌と思われます。

「七瀬(ななせ)の淀(よど)」は、「川の多くの浅瀬が淀(よど)んでいるところ」というような意味です。

補足

この歌の題詞には「に寄す」とあります。

更新日: 2016年02月28日(日)