第七巻 : 朝なぎに来寄る白波見まく欲り

平成11年1月17日(日)更新


原文: 朝奈藝尓 来依白浪 欲見 吾雖為 風許増不令依

作者:不明

よみ: 朝なぎに、来寄る白波、見まく欲り、我れはすれども、風こそ寄せね

意味: 朝なぎに寄せる白波を見たいと思うけれど、風が吹いてこないので・・・・・

海の白波に寄せて詠んだ歌です。「あの人に逢いたいけれど、そのチャンスがなくて・・・・」と残念がっている歌ですね。


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