第十七巻 : 梅の花いつは折らじといとはねど
2001年1月28日(日)更新
原文: 宇梅能花 伊都波乎良自等 伊登波祢登 佐吉乃盛波 乎思吉物奈利
作者: 大伴書持(おおとものふみもち)
よみ: 梅(うめ)の花、いつは折らじと、いとはねど、咲きの盛りは、惜しきものなり
意味: 梅(うめ)の花、つぼみの時も咲いている時もいつでも折るのを厭(いと)うわけではないけれど、咲いている盛りの梅を折らずにそのままに見ているのは本当に惜しいものですね。
第十七巻