第十七巻 : 秋の田の穂向き見がてり我が背子が
2006年11月05日(日)更新
原文: 秋田乃 穂牟伎見我■(氏+一)里 和我勢古我 布左多乎里家流 乎美奈敝之香物
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
よみ: 秋の田の、穂向き、見がてり、我が背子(せこ)が、ふさ手折り来る、をみなへしかも
意味: 秋の田の穂の様子を見ながら、私の背子(せこ)が折り取ってきた女郎花(おみなえし)ですよ
大伴家持の邸宅で宴会をしたときに、大伴家持が詠んだ歌です。
第十七巻