第十巻 : かくしあらば何か植ゑけむ山吹の

平成10年12月6日(日)更新


原文: 如是有者 何如殖兼 山振乃 止時喪哭 戀良苦念者

作者: 不明

よみ: かくしあらば、何か植ゑけむ、山吹(やまぶき)の、やむ時もなく、恋(こ)ふらく思へば

意味: こんなことになるんだったら、どうして山吹(やまぶき)を植えたのでしょう。いつもいつも恋しくて苦しんでいることを思えば・・・・・

山吹(やまぶき)という言葉から、「止(や)む」という言葉を導いています。


| 第十巻に戻る