原文

川上之 伊都藻之花乃 何時々々 来座吾背子 時自異目八方

作者

吹芡刀自(ふふきのとじ) Fufuki-no-toji

よみ

川の上の いつ藻(も)の花の いつもいつも来ませ 我が背子(せこ) 時じけめやも

Kawa no uhe no Itsu-Mo no Hana no itsumo itsumo kimase waga seko tokijike meyamo

意味

藻 撮影 by 写真AC

川面の清らかな藻(も)のようにいつでもおいでください、あなた。いつだって季節はずれということはありませんから(いつでもおいでください)。

・「いつ藻の花の」から「いつもいつも」を導いています。

- rough meaning: Please come to see me anytime, my dear. ("Itsu-Mo" which means beautiful algae brings out the word "Itsumo" which means always/anytime.)

補足

0491番に同じ歌が載っています。

更新日: 2022年07月03日(日)