第十巻 : ひぐらしは時と鳴けども片恋に
平成11年7月20日(火)更新
原文: 日倉足者 時常雖鳴 我戀 手弱女我者 不定哭
作者: 不明
よみ:
ひぐらし
は、時と鳴けども、片恋に、たわや女我れは、時わかず泣く
意味:
ひぐらし
は時間を決めて鳴くけれど、片想いに悩んでいるこの(弱い)私は、いつも泣いているのですよ。
第十巻