原文
六月之 地副割而 照日尓毛 吾袖将乾哉 於君不相四手
作者
不明
よみ
六月(みなづき)の、地(つち)さへ裂(さ)けて、照る日にも、我が袖(そで)干(ひ)めや、君に逢はずして
意味
地面まで裂けてしまうほどにに照る六月(みなづき)のお日様でも、私の袖(そで)は乾くことがありましょうか、あなたに逢わないので。
- rough meaning: Even upon a day of June when the ground cracks by the sun shines, my sleeves will never dry. Since I weep alone without you.
旧暦の六月(みなづき)はまさに真夏ですね。