原文

六月之 地副割而 照日尓毛 吾袖将乾哉 於君不相四手

作者

不明

よみ

六月(みなづき)の、地(つち)さへ裂(さ)けて、照る日にも、我が袖(そで)干(ひ)めや、君に逢はずして

意味

日差し by 写真AC

地面まで裂けてしまうほどにに照る六月(みなづき)のお日様でも、私の袖(そで)は乾くことがありましょうか、あなたに逢わないので。

- rough meaning: Even upon a day of June when the ground cracks by the sun shines, my sleeves will never dry. Since I weep alone without you.

旧暦の六月(みなづき)はまさに真夏ですね。

補足

更新日: 2019年06月11日(火)