第十巻 : 我が宿に鳴きし雁がね雲の上に
2008年01月20日(日)更新
原文: 吾屋戸尓 鳴之鴈哭 雲上尓 今夜喧成 國方可聞遊群
作者: 不明
よみ: 我(わ)が宿(やど)に、鳴きし雁(かり)がね、雲(くも)の上(うへ)に、今夜(こよひ)鳴くなり、国へかも行く
意味: 私の家で鳴いていた雁(かり)が雲(くも)の上で今夜鳴いています。(私の)国の方へ行くのでしょうか。
この歌を詠んだ人は、旅の途中なのでしょうね。
第十巻