原文

秋芽子之 戀裳不盡者 左壮鹿之 聲伊續伊継 戀許増益焉

作者

不明

よみ

秋萩(あきはぎ)の 恋(こひ)も尽きねば さを鹿の 声(こゑ)い継(つ)ぎい継ぎ 恋(こひ)こそまされ

意味

鹿 by 写真AC

秋萩(あきはぎ)が恋しいのに、牡鹿(おじか)の声が次々と聞こえてきて、恋する気持ちがますますつのります。

- rough meaning: Even though I miss the autumn bush clovers, I can hear the crying of male deers one after another, my feelings of falling in love of them are growing.

補足

・「鹿(しか)の鳴(ね)を詠む」と題された歌のひとつです。

更新日: 2019年09月29日(日)