恋の歌 Love Poems
万葉集には数々の恋の歌があります。その恋・愛の形はさまざまで、その時代を生きた人たちの心を知る事ができるとともに、今の私たちの気持ちと何ら変わることのない恋の喜びや苦しみを共有することができます。
- Manyoshu has many love poemss. Various ways of love are shown in the poems, and you can see the hearts of people who lived in that era. You can share the joy and suffering of love that never changes with our present feelings.
恋してしまったら、いつだって逢いたくなります。逢えない時が過ぎてゆくのがつらいのは、昔も今も変わらないようです。
心無い人たちのうわさ話に心を痛めることが多いですね。
逢いたいと強く思うと、心にあの人の顔や姿が思い浮かびます。
三人の人から結婚を申し込まれた縵児(かづらこ)は、・・・
二人の人から結婚を申し込まれ、悩み抜いた桜児(さくらこ)は、・・・
但馬皇女は穂積皇子への激しい恋心を詠んでいます。
あのとき一目見ただけのあの人になぜかとても逢いたい。
せめて夢の中だけでもお会いしたい。そのために万葉の人たちは色々なおまじないをしたようです。