第十巻 : 一年にふたたび行かぬ秋山を
2002年11月24日(日)更新
原文: 一年 二遍不行 秋山乎 情尓不飽 過之鶴鴨
作者: 不明
よみ: 一年(ひととせ)に、ふたたび行かぬ、秋山を、心に飽(あ)かず、過(す)ぐしつるかも
意味: 一年に一度しか見れない(紅葉(もみじ)のすてきな)秋山を今年は、十分たのしむことができないまま過ぎてしまいました。
題詞に「黄葉(もみち)を詠む」、と書かれた歌のひとつです。
第十巻