秋夜 霧發渡 凡々 夢見 妹形矣
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より
秋の夜の、霧(きり)立ちわたり、おほほしく、夢にぞ見つる、妹(いも)が姿を
秋の夜の霧(きり)がかかったように、ぼんやりとした夢に見ました。あの娘の姿を。