原文
秋芽子之 開散野邊之 暮露尓 沾乍来益 夜者深去鞆
作者
不明
よみ
秋萩(あきはぎ)の 咲き散る野辺(のへ)の 夕露(ゆふつゆ)に 濡れつつ来ませ 夜(よ)は更けぬとも
意味
秋萩(あきはぎ)が咲き散る野の夕露(ゆうつゆ)に濡れながらおいでください、夜がふけても。
・
- rough meaning: Please come while getting wet with the evening dew in the field where autumn's Hagi(Bush clovers) bloom and scatter, even if the night goes late.
補足
「露(つゆ)に寄する」と題された歌の一つです。